ゼロから始める3D生活(その15)

空前絶後の〜!(時期遅れ)
こんにちわ、サンシャイン・スイカさんです。

さて、今回はホットエンドのメンテナンスの話。
なんでこんな話をするかというとですね。Kodama社のストアがAPAC(アジア・オセアニア方面)向けには開いておらず、また日本の代理店であるddd.japanが全く仕事を(してないわけではないだろうけど)してないので(白目)保守部品としての、ヒートエンドやスロートチューブ、エクストルーダーの入手が困難な状況なので、自前で(自己責任で)やるしか無いと言う状況になってしまっていることです。

これの本当の問題は、保守部品を(年間保証料コースを設定しているのにもかかわらず)用意してない代理店にあるのですが、愚痴を言ったところで彼らの営業方針が変わる訳ではないので、個人責任でやりとげるしかありません。

で、此処から先は初心者にはちょっとキツイ話になります。ですが、3Dプリンターと今以上に仲良く付き合うには、避けて通れない道です。
自己責任と言う言葉の意味を理解し覚悟ができる方のみ読み進めることが出来ると思ってください。

さて、まずはエクストルーダーの分解のまえに、PTFEチューブを入手しなければなりません。
前にも書きましたが、テフロン加工されたシリコンチューブです。
Trinusの使ってるPTFEチューブは外形3mm、内径2mmと言う3Dプリンターでは特殊なものです。普通はE3Dのエクストルーダーが使ってる外形4mm、内径2mmが標準なのですが、何故かTrinusは特殊なPTFEチューブを使用しています。
チューブは、探せばamazonで1m単位で入手可能です。

 

で、入手できたら、今度こそエクストルーダーの分解です。
分解については、本家フォーラムのこの記事を参照してください。

http://www.kodamaforums.com

注意することは、くれぐれも無理やりやらないこと、適切な工具を使うこと、慎重さを失わないことです。

ここまで来て初めて、ホットエンドブロックと、スロートチューブが分離できます。
実は、うちのTrinusはスロートチューブがタールのような物で固着していて、抜けなかったのですが、アセトン系の溶剤などで軟化させ、固定してから挿入口側に木の板を当てて、ゴムハンマーで叩いてなんとか取り外すことに成功しました。
今後は取り外しが楽なように、溶剤で清掃しておきます(綿棒が真っ黒になりましたw)

さて、古くなったPTFEチューブを抜いて、新しいのをいれるのですが、ここで問題があります。実はうちのスロートチューブには、指定のPTFEチューブが入らないのです。

さてここからは自己責任(保証外になると言う意味)

3mm経のスチールドリルで、送出側の口を広げてやるわけです。
やり方としては、バーナーなどで加熱して口を広げたり、ドリルが通りやすくするために、ある程度柔らかくします。その後スチールドリルを入れてください。
きちんと垂直に、きれいにやらないと、スロートチューブを破損します。適切な工具で慎重に行ってください。
事故が起きても、私は保証できません。
またドリルもずっと奥まで押し込んではいけません、実はスロートチューブの挿入側は、漏斗状になっていて、その手前でチューブが止まるようになっているのです。ここをドリルで撃ち抜いてしまっては、使いもにならないので注意してください。失敗しても責任もてませんよ。

さて、送出口側が広がったら、PTFEチューブはすんなり入ります。自分は万が一のために、潤滑用のシリコンオイルをチューブ内に吹きかけてから、挿入してます。
挿入していくと3cm程で止まるので、そこでチューブを切断します。鋭利なカッターなどできれいに切り落としてください。
その後、フィラメントの切れ端などで、チューブ内をスムーズに通るか確認したら、スロートチューブとPTFEチューブのメンテナンスは終了です。

ヒートブロックにスロートチューブを戻して、イモネジを締め直してください。この時スロートチューブの平らな面の向きに注意してください。コールドエンドのイモネジを締める場所になりますので、ここを間違えるとやり直しになります。
また、スロートチューブをホットエンドブロックに戻すときは、パチンとはまり込むような間隔が有るまで押し込んでください、そうしないとノズルが適切に入りません。
ホットエンド側のイモネジ受け面も平らになっているので、その方向も間違えない様に

あとは、先程の分解の手順を逆にたどるだけです。
取り付け位置などの長さ等を気にする向きも有りますが、コストダウンした割には、肝心なとことできちんと部品が止まるように、切込みなどが入っているので、あまり神経質にならなくても良いようです。

組み立てが完了したら、ノズルを温めてフィラメントを挿入して、手動で押し込みきちんと送出されるか確認してください。フィラメントが出てきたらメンテは終了です。お疲れ様でした。

こんな手順も保守部品の入手が容易になればしなくても良いことですが、覚えておくと、将来3Dプリンター沼にハマった時に、きっと役に立つ(んじゃないかな)と思います。

最後にもう一度だけ。
この作業は自己責任要素を多分に含みます。事故や破損が起きても、当方では保証も何も出来ないので、覚悟の上行ってください。

では楽しい3Dプリンターライフを!

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

Facebook Auto Publish Powered By : XYZScripts.com